コンバースが冬季限定販売となるラバーシューズの次に、季節を問わずに、年間通して製造販売できる商品として着目したのが、当時注目を集めはじめたバスケットボールのシューズです。1917年に発表された、バスケットボール専用シューズ『キャンバスオールスター』は、当時のスター選手チャールズ・H・ティラーがその品質を気に入り、彼自身も製品の改良を提案し、現役時代・現役引退後もこのシューズを愛し、すばらしさを伝え続けたことで、『コンバースオールスター(キャンバスオールスター)』は今日まで語り継がれる定番モデルになりました。
コンバース全盛期の90年代までは、機能性とデザイン性を兼ね備えた数多くの新しいモデルを提案し、現在も愛されるほどの人気商品を生み出すなど、常にシューズ業界をリードする位置に君臨し続けていました。しかし、ナイキやニューバランスなどの新しい企業の参入によって行く手を阻まれ、コンバースのネームバリューとは裏腹に、経営不振や企業買収、アメリカの工場の閉鎖などを経験し、2001年には倒産と言う最悪な事態にまで及びました。それでも、コンバースは人気ブランドとして新しい時代に注目を浴び、現在も売り上げを伸ばしています。
ナイキやニューバランスといった新しい企業の勢いに押され、コンバースは2001年1月に倒産し、スポーツシューズ業界から姿を消しました。しかし2002年4月には、日本企業の伊藤忠商事(株)が資本参加し、新たにコンバースジャパンが設立されました。2003年には、500足限定で「ドラえもんコンバース」を発売し、多くの女性に流行のファッションアイテムとして注目を集めました。その後も、女性ファッション誌で人気モデルがコンバースワンスターを履いていたことで注目されるようになり、スポーツシューズとしてではなく、ファッションアイテムとして新たな展開を始めているようです。
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