教員免許が取れる通信教育。通信教育なのでどこでも受けられるかといえばそうではありません。学校教育法(第54条の二及び第69条の二)に定められた正規の高等教育課程です。それにより、文部省の認可した大学や短期大学にのみ設置されているのです。ここで受講し、単位を取得すれば教員免許を撮ることができます。さて、これに必要な単位習得方法を見ていきましょう。まずは配布されたテキストに沿い、自宅で学習をします。それぞれ各教科ごとに課題があります。その課題に沿ってレポートを作成し、提出します。その後にテストを受け、合格することにより大学に通った場合と同様の単位を得ることができるのです。
さて、教員免許を取得する際の賢明な利用方法を紹介しましょう。例えば、A大学の通信教育で履修できる教職科目を全て履修しました。しかし、教育実習がA大学で行えない場合があるとします。この場合、B大学の科目等履修生になり、教育実習を行うことが可能です。注意する点としては、大学によってはこれを認めない場合もありますので、確認が必須になります。また、大学で教職課程科目を在学中に取りきれなかった場合に、その卒業した大学の科目等履修と他の大学の通信教育を並行して受講することができます。教員免許の申請については、とにかくただ必要な単位が揃えば申請できます。ですので同時期に2ヶ所で単位を履修していてもまったく問題ないのです。
通信教育制度で1種教員免許を取得するには条件があります。大学卒業(学士の学位)の基礎資格を有ること、というのがそれです。これは文部科学省から許可を受けた正規の大学での通信教育の場合には、修了と同時に学士の学位や各種の免許、資格が取得できるようになっています。ですので何も問題がありません。また、2種教員免許を短期間で取得する方法もあります。これは通信教育制度を上手く使うことによって可能になります。もし大学を出ておらず高卒だとしても、頑張れば4年以内に取得することができます。なお、この2種教員免許を取得するためには、短期大学卒業(準学士)の基礎資格を有するか、大学に2年以上在学し62単位以上修得していることが条件になります。しっかり確認しておくといいでしょう。
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